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ルンビニだより

コロナを使って脅かさない

2022-12-02
コロナを使って脅かさない
ウイルスは見えない。見えないものは、大人にも怖いものですが、子どもにとってはお化けのようになお怖いもの。テレビで連日報道され、子どもにも聞こえたり、目に入ったりしているはずです。4歳を超えたら少しずつ実態を話しても良いですが、心配度を調節できない幼い未就園時期の子どもには、「ウイルスはあなたには来ないからね」と話しましょう。ごまかしかもしれませんが、来るかもしれないものにおびえていると、余計に不安感が増してしまいます。「元気に遊んで、しっかり食べて、そしたら大丈夫。だけど元気じゃないお年寄りは、病気になっちゃうかもしれないね。だから大好きなおばあちゃんを守るためにも、手洗い、うがいをしっかりやろうね」と、話すと良いでしょう。
「手を洗わないとコロナになっちゃうよ」とか、「そんなことしたらコロナがくるよ」などと脅すのは絶対にやめましょう。
日々大切なことを地道に続けられている方が、子どもははるかに健全でいられます。安定した心で明るく過ごすことができれば、人の話をよく聞ける子に育ち、多くを学んでいけるものです。
園長
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