お誕生会が行われた後に、ご都合の付く方で集まる茶話会。下のお子さんがいらしてでも来て下さる方、すっかりベテランママなのに来て下さる方、そして本当に絵本のことが好きで、悩んでいて等いろいろな理由で来て下さる方、さまざまです。
　恒例のクラスではやっている絵本の紹介の後、「どの絵本が好き？」というテーマでお尋ねしました。当たり前ですが、皆さんそれぞれ。そんなことを聞いていると、どうしてその本が好きなのか、という話になります。皆さんの個性が光ります。
　幼稚園では、ちょっとした刺激にも「怖い」と言って敏感なお子さんがいたり、絵本なんか興味ないよーっとなかなか座って見られない子どもたちもいる中で読み聞かせの時間がありますから、いわゆる教育的に理想的な絵本、というものが必ずしもむいているとは限りません。絵本への親しみが増すためのきっかけになるような絵本も必要なのです。そして徐々に、お話しの楽しさに入っていきます。

「いっつも同じ本ばかり持ってくるんです！」
「小学２年生の真ん中の子は確かに上の子に比べれば読んでやることは少ないけれど、でも本を読む環境の中に入るはずなんですけれど・・・なかなか自分では読みません…」
「すぐに怖がるので、絵本選びが大変」
「自分は科学・地図絵本が大好きですが、子どもはそうではないらしく…」
いろいろな話題が出されました。
答えは一つではありませんが、それぞれに皆さんから共感やちょっとしたアドバイスやらが出てきます。
私一人じゃないんだな、ってきっと思ったでしょう。
でも今晩から、お母さんたちは何かトライすると思います。それがいいんです。やってみよう、と思うこと。そしてやってみてどうだったかをそこで知り合った方と話してみませんか？
繋がるって楽しいですね。

副園長