本文へ移動

ルンビニだより

雨のイライラは子どもにも

2022-06-17
雨(室内)のイライラは大人だけじゃなく、子供にも。

 赤ちゃんの間は、たいていの大人が「かわいいね」というまなざしで眺めてくれます。しかし、手のかかる年頃になり、周囲の目が厳しくなってくると、「迷惑をかけないように…」と親なりの工夫をしたり、「どうしていいかわからない」「もう限界」との思いから、子育てからの逃避をするようになっていきます。それは子育てをすれば誰にも当たり前に起こる変化です。そんな手のかかる元気印のお子さんでしたら、そのエネルギーをどう発散させようかと、いやでも親が気を配り、解決策を考えざるを得ませんから、周囲に相談したりする中で、次第に適切な付き合い方を見つけていくことができます。しかし、比較的おとなしい子の場合は要注意! 手がかからないからと、親のほうが積極的に関わっていかずにいると、親子関係を築いていくのが難しくなってしまいます。今年特に顕著な長雨の時期などには、さらに注意が必要です。
 私が皆さんに大切にしていただきたいことは、焦らずに少しの時間をかけて
「外の空気に触れること」
「広い空間に出て、見上げたり、深呼吸したり、軽くでも身体を動かすこと」
「ベビーカーばかりでなく、手をつないだり、背負ったり、抱いてあげる(子どもを肌で包む)こと」
 私はよく、夕方に1,2歳の息子をおんぶして(手をつないで)、誰もいない広い空間で歌を歌いながら、子どもの気持ちが落ち着くのを待っていました。そういう時には、財布や携帯は持ちません。子どものことだけを考える姿勢として結構ポイント高、ですね。
 「中よりも外」を合言葉に!
 「散歩」が目的なら、雨でも楽しいですよ!

園長
TOPへ戻る