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教育方針

ルンビニの教育内容

英語あそびの基本的な考え方
英語あそびの基本的な考え方
英語あそびの基本的な考え方
ワシントンイングリッシュインスティテュートとともに
 
 今、「正しい日本語」がブームです。言葉の乱れが、メディアの発達により加速度的に進んでいることによるからでしょう。言葉は生き物ですから、変化は避けられませんが、困ることは、表現できる言葉が減る(=使える言葉の量が減る)と、心や気持ちを整理したり、考えたりできる手段が減り、暴力や感情による支配、恐怖がモノをいう関係性になることが危険だからです。
 英語は今、世界共通語として使われています。留学経験や英語を話す人との関係をもったことがある方は知っているはずです。英語を話す国、地域によってその英語も違うということ。伝えたいことの意味が違ってくるのです。これってたいへん!伝えているつもりが伝わっていないかもしれないのですから。
 だからこそ必要なことは、英語の文法や単語、規則性を正しく活用するためにも、伝えようとする心と理解しようとする心が育つこと。これは日本語も同じです。
 
 「英語なんて話せないから…」「外国人と話したことないし…」という理由で、交流を持とうとしない大人がたくさんいる国、それが日本。しかし、私の夫は流暢ではないにしろ日本語は話せますし、英語を話すことはできますが英語圏の人間でもありません(ちなみにフランス人です)。どうも、外国人(とおぼしき人)を見たら「英語でしゃべらなくちゃ」と思う人が多いのです。
 しかし、世界共通語の英語を少しでも知っていると、もしかすると日本語で不十分の時に話せるかも、分かるかもしれない! という可能性は広がります。日本の事情が分からず、どうして良いかわからないでいる人を助けたり、日本を取り巻く周辺国の情勢や異なる文化を持った人と交流をすることで、広い視点で自分や暮らしを見つめることができたりしますね。今はその必要性が高まってきている時代です。ようやく小学校で始まったのはその理由です。
 
 幼い子どもも、英語を学ぶ時には、楽しそうな音楽やリズムや活動で、知らず知らず口に出すことを経験しながら、一人で発表する時など、知らない言葉や音でも勇気を持って声に出す、よくわからない言葉にどんな意味があるのかを探ろうとしなければなりません。それも大事なのです。幼児教育の大切にすべき点、「心情・意欲・態度」まさにそれも学べる、と私は確信しています。
 
 日本語の音の数は112といわれます。ひらがな表を50音表といいますね。英語は3万~8万ともいわれるそうです。「習うより慣れろ」は、ありがとうの気持ちと同じように、やはり大切な考え方のようです。
 
園長 イテル武田抄子
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